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選挙後

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今朝の朝日新聞の社会面に掲載されていた記事。
専修大学の政治学の先生が、今回の選挙の現場を歩き、「語られるべき言葉のない選挙だった」とコメントしています。
大義なき選挙とは言われていましたが、結局は与党は野党の、野党は与党の批判をするのに時間を割き、本当に語られるべき言葉は実体を伴っていなかったというのは、私も感じていました。しかもその批判をするのに、ものすごく不快感をかりたたせるような言葉を並べて。

この記事の中で特に恐ろしさを感じたのは、「身内に偏る戦略」の段落内の、JR秋葉原駅前に自民党候補者の応援に首相が出向いたときの様子の記述。

「自民の女性参院議員が『外交で国益を損なわせたあの党を、いまだにのさばらせていいのか」と叫ぶと、日の丸の小旗が盛んに揺れた。
『ソーリ、ソーリ』というい聴衆のコールを背に…」

なんか情景が戦前の軍国主義であることを思い起こさせるのは、私だけなのか。
戦地へ子供や肉親を送り出すのに使った日の丸の小旗を使わせて、どうして戦争を思い起こさないのだろうか。
この国の首相は、そんなに戦前の軍国主義を復活させたいのでしょうか。

そして、この先生はこうも言っています。
「巨大与党が自ら排外的な言葉を並べて、社会の分断をあおる結果につながっていないか」
この国の首相は、相手と議論するのに子供に示せるような言葉を使ってはいないでしょうか。

自民党のあのキャッチコピー「この道しかない」について、
「あの道、この道と有権者が考えて選ぶのが選挙。『考えなくていい』とも受け取れるメッセージは危うい」
国民の志向の自由を奪うようなこのコピー。明らかに独裁政権に走ろうとする与党。

私一人になっても、NOを言える姿勢でいたいと思います。
by haru-0425 | 2014-12-16 22:11 | 日常

13歳女児と8歳男児に鍛えられているWM。


by haru-0425
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