「最初の、ひとくち」益田ミリ
2012年 09月 12日
多分筆者は私と同じ世代。
地域差を考慮しない限り、思い出す食べ物の話題は結構似ている。
フルーチェとか、エンゼルパイとか、午後の紅茶とか、出会った時期がほぼ一致しています。
ただ私の場合、出会った最初のひとくちを鮮明に覚えているのはごくわずかな飲食物のみで、いつの間にか口にしていて、家族でワイワイ言いながら食べていたという記憶が。
あと食べ方、例えばとんがりコーン、指にかぶせて食べた記憶があるというのは、どこの家庭でもいっしょなのね・・・(^^;
カラムーチョが発売されたときは鮮烈だった。
中1だったと思うのだけど、辛い物好きの友人が騒いでいたのを思い出す。「ひー」「ひー」と確かにCMをしていました。
子どもにとって飲食物の記憶って、味の美味しさとか高級さではなくて、「どんな状況で食べたか」にあるのだと思う。大切な人と食べたものは大切な思い出の断片となるのだから、鮮明に覚えているだろうし、それ関連で味もよみがえってくるのだと思う。
そう考えると食べ物って人の人生の中でもかなりの比重を占めているのだな、と考えたり。
by haru-0425
| 2012-09-12 21:30
| 読書