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会津旅行1

日、月とムスメの代休を利用して、大河ドラマ『八重の桜』の舞台、会津若松に女二人旅してきました。
こんなに大河ドラマにはまって、その舞台まで足を運ぶのは初めてです。
今まで、明治維新、戊辰戦争などについてまったく無知だったので、今放送されている激動の時代の波は心打たれるものがあります。
江戸城は勝海舟の尽力により無血開城で終わった。でもその裏でどれだけの人の血が流され、そしてどれだけの家族が引き裂かれていったのか。
今のドラマを見ると、胸が苦しくなると同時に、今の東北、福島の現状とも重なることがあります。
今までの歴史の無知を挽回するためにも、思い切って行ってみました。

会津若松の駅。
大河ドラマ舞台になっているから観光客はさぞ多いだろうと思い、覚悟していきましたが、駅自体はそれほどでもなく。ただ、私の眼からすれば、なので、普段のこの駅にしては人は多かったのかも知れません。
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まずは駅の中の食堂で腹ごしらえ。
そばやさんで、私はメカブなどねばねばがのっかっている「八重の根性」というメニュー。ムスメはいつもの如くざるそば。
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店員さんに「会津はおそばが有名なのですか?」と尋ねたら、かなり多く作っているらしい。他にもお土産屋さんに多く置いてありました。
信州などのそばとはまた違うこしを感じました。美味しい!

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「ハイカラさん」という小さめの路線バス?に乗って20分ほど。
そしてまずは八重の兄、山本覚馬や夫川崎尚之助が教鞭をとったという日新館へ。
ただ、車で20分。当時の人たちは歩いていったのだろうけれど、かなりの距離を歩いて通っていたことになります。途中、田園風景も広がり、何を思いながら歩いたのだろうか・・・
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ドラマにも出てくる「什のおきて」。
今の時代には決してあわないのでしょうが、それでも背筋が伸びる思いがします。
この日新館は全国の旧藩校でも優秀で、そして会津藩士の子弟でも優秀な者が上の「大学」に進めたそうです。
そして特に優秀な者は江戸での遊学も許されたそうで、そう考えると、山本家の覚馬さん、三郎さんともに優等生だったことがわかります。

ただ、(Facebookにも書いたけれど)学術、武術はもちろん、子どもたちは切腹のしかたも学んだそうです。
武士の子は、いつでもその覚悟を身につけなければならないのかと思うと、人の親として平和な世の中に生きてこられて本当にありがたいこと。
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この日は本当に天気がよく、山々の緑と空の青とが際立って見えました。
こんな豊かな自然の中に暮らす人たち。今、そして当時はどんな思いでこの山や空を見つめていたんだろう。
by haru-0425 | 2013-06-26 16:07

13歳女児と8歳男児に鍛えられているWM。


by haru-0425
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